お知らせ

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Ceramic Shell Casting FAQ (よくあるご質問)

ここでは、皆様から頂くご質問、製品を簡単に案内させて頂きますのでご参考になれば幸いです。

Q.どの耐火物を使用すればよいですか?
A.これは鋳造される金属に依存いたします。
鉄系金属を鋳造する場合、ジルコンスラリーを一次被覆に使用できます。場合によっては、溶融シリカをブレンドすることもできます。
非鉄金属の場合、溶融シリカを一次スラリーに使用できますが、これらの場合でも、ジルコンの密度がスラリーの流動特性に役立つため、一部のジルコンをブレンドすることができます。
バックアップの場合、一般的な選択肢は、溶融シリカ(Ranco-Silフューズドシリカ)とアルミノシリケート(Mulgrain 47、60、70)です。

ジルコン
ジルコンは天然に存在する耐火性鉱物です。化学的に不活性であり、非常に高温に対して安定しています。ジルコンは非常に高い熱伝導率を持ち、滑らかな鋳造表面をもたらします。
ジルコンは、ほぼ一次スラリーおよび一次スタッコとして使用され、密度が高いため一次スラリーで優れた流動特性を提供し、丸い粒子は、粗い鋳造面などの欠陥を引き起こしません。

Ranco-Silフューズドシリカ
高純度溶融シリカで天然に存在する鉱物から生成されるため変動の影響を受けますが、熱伝導率が低く、耐熱衝撃性に優れており、これらの特性は、密度が低いことに加えて、セラミックシェルモールドで使用するための優れた耐火物になります。 Ranco-Silフューズドシリカは、セラミックシェル全体で使用できます。 一次スラリーに使用する場合、合金によってはジルコンとのブレンドが必要になる場合があります。
フューズドシリカで構築されたシェルは、その寸法をよりよく保持し、熱間変形や膨張を起こし難く、鋳物からのシェルの除去、またはノックアウトも溶融シリカ耐火物を使用すると簡単になります。

アルミノシリケート
天然に存在する鉱物、煆焼ムライトから生成され、アルミナ含有量:47%、60%および70%で利用可能です。インベストメント鋳造業界の標準的なアルミナ含有量は47%です。 これは非常に経済的で一貫性のある製品を提供します。鋳造業界での主な用途は、バックアップスラリーおよびバックアップスタッコです。ニーズに合わせて、さまざまなサイズをご利用できますので、お気軽に弊社までお問い合わせください。