合成木材をご存知でしょうか？合成木材は合木、ケミカルウッドとも呼ばれ、ウレタン樹脂やエポキシ樹脂等を板状に固めたものです。建築資材にも合成木材と呼ばれるものがありますが、当社が取り扱うのは工業用途の合成木材となります。

製品を製造する時に行われる『試作』と言う工程でこの合成木材は良く使用されています。

製品イメージ、デザインを実際に形にしてイメージ/デザインとの相違や不具合を確かめるデザインモデル/モックアップモデルの材料には軽量、安価、緻密な表面等が求められます。

近年はコンピュータグラフィックスの進化により実際に形にしなくとも画面上でリアルなイメージを確認する事も出来ますが、実際に形にして見て、触って、感じてには及ばない所もあると思います。

また、試作の鋳造マスターモデル、真空成形型、検査治具等にも使用されています。

鋳造マスターモデルは鋳造品（鋳物）を作る砂型を取る為のもので、金型を製造するには生産量が少ない場合に使用されます。耐摩耗性や強度が必要とされますが、10万ショット程度の耐久性がある高比重、高強度、高耐摩耗性タイプもあり、海外では金型の代わりにも使用されている様です。

容器等を製造する真空成形型には熱したシートに耐えられる耐熱性が要求されます。

製造された製品を検査する検査治具には、寸法安定性や温度変化に対する膨張/収縮率の線膨張係数が重視されます。

その他、CFRP成形型にも使用出来るような高耐熱品やプレス型に使用出来るほどの強度を持つ高強度品等、当社は様々な用途に適した合成木材を取り扱っています。

RAKU-TOOL | 切削加工 | 試作・型材料 | 日本フリーマン (freeman-japan.co.jp)

さて、本題ですが、当社では汎用タイプの『MB-0670』をプッシュしています。

本材は機械加工性に優れ、優れた寸法安定性や緻密な表面を有している為、モデルから試作型まで幅広い用途にご使用頂く事が出来ます。

当社の販売実績でも試作鋳造マスターモデル、試作真空成形型、検査治具、マスターモデル等、多くの用途にご使用頂いています。

また、あらゆる製品が値上がりする中、本材は価格を抑えて販売している為、他の製品からの切替えを含めて多方面からの引き合いを多く頂いてる状況です。

MB-0670をご存じで無いお客様も居られると思いますので、ここで改めてご紹介させて頂きました。

合成木材を使用した事が無く何を選んだら良いか分からない、長年同じ製品を使用していて他の製品を知らない等々ご心配は無用です！

長年の経験や販売実績がある当社にお気軽にご相談下さい！より最適な製品をご提案させて頂きます。

ご不明な点やサンプルのご希望が御座いましたらお気軽にご連絡頂ければ幸甚です。